今だからこそわかる、「就活は通過点」の意味と自己分析の大切さ

社会人1年目がもうすぐ終わろうとしているこんな時期に最近自分を見つめ直すことが多い。

「何のために働くのか」「どんな人生を送りたいのか」

このような問いにすぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。(少なくとも私は即答できません…)

学生時代と今を照らし合わせてみると就活をしていた時には気がつかなかったことが見えてきました。

「就活は通過点」の意味

就活をしていると、このような言葉を聞く機会があると思います。

「就活は通過点」。確かに、「仕事をする、職に就く」ための活動ですから、就活は通過点にすぎません。

学生時代もこの言葉を理解したつもりでいました。

でも実際は目先の「内定」というものがとても輝かしく見えてそこをゴールにしてしまっていたのだなと最近感じます。

「早く内定が欲しい」、「早く就活を終えたい」

少なからずこのような気持ちがあったな…と思います。

ただ、その時の決断を後悔しているかと聞かれればそこまで後悔はしていないのですが。

「就職して終わり」ではなく、むしろ、「就職してからが始まり」なのだと社会人になって気づかされました。

自己分析の大切さ

就活をしていると必ずどこかで自己分析をすることになります。

しかし、私がこれまで就活の中でやった自己分析はどこか「しなくてはならないもの」としてやっていたような気がします。

私の就活時の自己分析はどのようにしていたかというと、モチベーショングラフや「なぜ?」の深掘り、マインドマップなど…ここで詳しくは語りませんが、どれも自己分析の手法として有名なものです。

これらの手法をもとに紙に書き出したり、Excelにまとめたり…

何となくいい感じに自己分析をしたつもりになっていました

いく
いく

いろいろな図やグラフなどを作成する中で、出来上がったものを見て満足してしまっていた部分があったんですよね…

そして、自己分析の中で自分がやりたいことを考えるとき、少なからず時代の流れや周囲の反応が思考に混ざっていたと思います。

しかし、大切なのは自分の本音に耳を傾けること

時代の流れや周囲の反応はさておき、自分が本当にやりたいことは何か、これから先どういう人生を送りたいか、仕事に何を求めるのか、その仕事をずっと続けていけそうか…など、自分自身に問いかけます

仕事に求めることや続けられる仕事かどうかは正直実際に就職してみなければわかりません。

私自身、就職前後で仕事に対する価値観が随分と変わったなと思います。

それに、考え方や価値観はその時の状況や関わる周囲の人によっても変化します。

だからこそ、日々、自分自身と向き合い、自己分析をすることが就活に限らず大切だと感じます。

自分自身も案外自分について知らないことが多いものです。その時々での自分の思いを大切にしていきたいと思います。

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